2019.02.02
今朝、信じたくもない余りにも悲しい知らせを聞いた。
「真鍋遼太郎が亡くなった」
それは余りにも急で早すぎる死だった。
脳出血、それが彼の死因だった。
若い…
まだまだ楽しい事したかったのに…
あなたが大好きだった…
惜しむ言葉は山程ある。
だがこれが現実。
寝れば朝は来るし、いつも通り仕事が始まる。
それでも僕の中では余りにも悲しすぎる出来事だ。
最近では滅多に書かなくなったブログに、自分の記録、友人「真鍋遼太郎」への手紙として書いておく。
僕達は、つい先週会ったばかりだ。
共通点でもある大好きなお酒を一緒に飲み、いつも通りに8割くだらない話をし、2割真面目な話をした。
今思えば、どことなく元気がなく体調は芳しくなかったのかもしれない。
でも変わらずあなたとは楽しく過ごした。
それなのに…次に会った時にはあなたは病床に意識なく横たわっていた。
あなたを知る全員が復活を信じた。
それも虚しく、彼は今朝逝ってしまった。
もぅあなたと下らない話をして一緒に好きな酒を飲む事は叶わなくなってしまった…
あなたとの思い出を思い返すと、いつもそこには「酒」と「笑い」があった。
あなたとの出会いは、「マルチバース」でネット上で始まった。
その頃あなたは東京原宿で美容師をしていた。
ネットに強い、情強。
かたや僕は、神河でイモ美容師。
ネットなんて一切知らない情弱。
そのくせ「IT美容師に俺はなる!!」みたいな事言っちゃうようなイモ美容師。
まぁボコボコですよ。当然の流れでボッコボコ。
あ!ここだ!って見つけたキラキラした部屋に入ったら瞬間奈落ですよ。
そしたら上から槍や泥が雪崩のように落ちてくる訳ですよ。
まぁ言うなれば、リンチ。ネットリンチ。
胃が痛くなる思いで、毎日ツイッターであなたに食らいついていったのが懐かしい。
こんな何も知らない田舎のイモ美容師にも
「息を吐くようにツイートしろ」
「1日100ツイートしろ」
あなたからすれば、遊びだっただろうが僕にとってはネットを知る上で1番勉強になった期間だった。
あなたと関わる事によって、知らず知らずの内に友達と言える人がどんどん増えていった。
言わばあなたの遊びで、僕は見出されたといっても過言ではない。
その時はまだあなたに憧れしかなかった。
そこからもあなたは側から見ればキ◯ガイじみたツイートを繰り返し、ツイッターで見つけた彼女と結婚して大阪へ来た。
そして、あなたに初めてリアルで会うチャンスが訪れる。
その時の僕の胸の高鳴りは今でもよく覚えている。
初めて声をかけた時は緊張で声が震えた。
あれだけツイッターでリプを飛ばし合い、酒の話、漫画の話、ミニ四駆の話、好きなAV女優のタイプも同じ…
それなのに、気づいてもらえなかった事は今ではいい思い出。
そこからは、よく会った。
よく飲んだ。
僕は率先してあなたの近くに座って飲んだ。
あなたは深く酔うとチューする癖があるのか、僕はオッサンに4回もチューされたのを覚えている。
あなたは酔うと記憶をロストするから全く覚えていないだろう。
本当に楽しかった。
ネットで荒ぶっていたイメージの強いあなた。
でも僕はそれからのリアルでのあなたのイメージの方が強い。
大阪に来てからの約3年間、関西でもあなたは僕達の中心だった。
あなたに集まってくる人と人がまた繋がる。
ハブ。あなたを介して繋がる。
関西の外向きは「クズ」中は「割とまとも」な天野会の中心にあなたはいつもいた。
色んな事を教わった。
1度会ったら友達。1度飲んだら友達。
本当に人間臭い人だった。
クズな面もいっぱい見せてくれた。
それも含めて「真鍋遼太郎」だった。
魅力的な人間。
口癖は「働きとぉない」
本当は仕事大好きな癖に。
クソみたいな事言ってて、実は1番しっかりしてる。
飲み会の後でも絶対に1番に
本当は滅茶苦茶ちゃんとしてる。
飴と鞭。
ギャップ。
そうやってみんな、あなたの虜になっていく。
僕もその1人だ。
あなたの病状を心配する人たちが100人以上も集まったあのLINEグループ。
みんなの言葉は叶わなかったけど、届いてましたか??
本当に愛されてる男だった。
あなたの出す空気感が凄く心地よくて安心して一緒にいられる。
セミナー中はふざけてしまうのが常だった。
おっさんから貰ったオープン祝いは僕の大好きな麻美ゆまのBEST盤でした。
家宝にします。#真鍋遼太郎 pic.twitter.com/0shrz7Vt4y
— うーたん【真鍋 is forever】 (@uegaki2tom) February 2, 2019
店のオープン祝いが僕の好きなAV女優のベスト盤だった。
まだまだ思い出なんていくらでもある。
ブログを書いてると走馬灯のようにあなたとの思い出が駆け巡る。
ああ…僕はあなたの事が大好きだったんだな。
- 僕はついていけるだろうか 君のいない世界のスピードに
正直まだ実感はない。
お見舞いの時は「頑張れ」しか言ってないから、大分まで「ありがとう」って言いにいくね。
待ってろ真鍋遼太郎!!!
ノシ
追伸、彼の想いの詰まったnote
uegaki tsutomu(u-tan)
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